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author : スポンサードリンク| 2017.02.03 Friday | - | -
―「岡本太郎vs柿沼康二 TRANCE-MISSION」― その2
サイズの記載なし、タイトルなしというこの本、分かりづらいという事を前提に 見る人それぞれの解釈が必要とされます。
わからないからつまらないじゃなく、わからないから太郎さんの文言を頼りに 言葉と書を見比べながら考えて遊ぶといったところでしょうか。
しかし、時間をかけて見ていくうちに段々といろいろな事が見えてくるから不思議です。
画像のイメージ、飛墨(墨の飛び散り)や勢いなどから想像して実際のサイズは どのくらいなのかと考え実寸を知った時、感情移入や想像力の差異が露わになることでしょう。

例えば、
Q.4−5P見開きのぐちゃぐちゃな淡墨作品サイズはどのくらい?
A. 縦140cm×横280cmの大作です。
3Pの誰にでも読める低温火傷的な「芸術は爆発だ」に対し対極的に「爆発」と書いています。 しっかりとした崩し方で書いていながら結局は読みづらく抽象的な表現として定着しました。 (書家の方なら大半は可読の範疇のことでしょう)

サイン入れ 
美術本「柿沼康二 書」は筆書きのサインだったのですが、今回の本は敢えて
シルバーマジックによるローマ字表記のサインにしました。
筆字でメシを食っているのでやたらに筆でサインができない心苦しい諸事情を
御理解頂ければ幸いです。また、勝手ながら私の美観上「○○さん江」など宛名表記も
遠慮させて頂いております。

KOJI
ETERNAL
NOW


と入っています。

書籍詳細 

つづく 


―「岡本太郎vs柿沼康二 TRANCE-MISSION」― その1リンク

author : 柿沼康二| 2011.11.17 Thursday 21:58 | - | trackbacks(0)
柿沼康二
書家、アーティスト
Koji Kakinuma (c)Douglas Benedict
(c)Douglas Benedict
書家/アーティスト・柿沼康二の芸術観、書道について、アーティスト論、過去の日記などを集めたエッセー集。

柿沼康二(カキヌマコウジ)。書家・書道家・現代美術家。 1970年栃木県矢板市生まれ。5歳より筆を持ち、柿沼翠流(父)、手島右卿(昭和の三筆)、上松一條に師事。東京学芸大学教育学部芸術科(書道)卒業。2006-2007年、米国プリンストン大学客員書家を務める。 「書はアートたるか、己はアーティストたるか」の命題に挑戦し続け、伝統的な書の技術と前衛的な精神による独自のスタイルは、「書を現代アートまで昇華させた」と国内外で高い評価を得る。2013年、現代美術館において存命書家史上初の快挙となる個展を金沢21世紀美術館にて開催。2012年春の東久邇宮文化褒賞、第1回矢板市市民栄誉賞、第4回手島右卿賞。独立書展特選、独立書人団50周年記念賞(大作賞)、毎日書道展毎日賞(2回)等受賞歴多数。NHK大河ドラマ「風林火山」(2007)、北野武監督映画「アキレスと亀」、角川映画「最後の忠臣蔵」等の題字の他、「九州大学」「九州大学病院」名盤用作品等を揮毫。 NHK「トップランナー」「趣味Do楽 柿沼康二 オレ流 書の冒険」「ようこそ先輩課外授業」「スタジオパークからこんにちは(2回)、MBS「情熱大陸」、日テレ「心ゆさぶれ! 先輩ROCK YOU」、BOSE社TV-CM等に出演。 伝統書から特大筆によるダイナミックな超大作、トランスワークと称される新表現まで、そのパフォーマンス性は幅広く、これまでNYメトロポリタン美術館、ワシントンDCケネディセンター、フィラデルフィア美術館、ロンドン・カウンティーホール、KODO(鼓童)アースセレブレーションなど世界各地で披露され好評を博す。現在、柿沼事務所代表取締役社長兼所属書家。


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