過呼吸で救急車で運ばれた。
10日前くらいにもその予兆があった。今回は、自分の部屋で一人きりだった
ので、危ないと思い、生まれて初めて119番に電話した。
手足が痺れ、力が入らない。
焦れば焦るほど呼吸できなくなった。
このまま野垂れ死にするのかと思った。
まず、救急隊が来て応急処置をしてくれた。
そして病院から救急車が到着した。
救急車内でテレビで見るような病人になっている自分がそこにいた。
疲れ? ストレス?
一切合財が溜まりに溜まって体が悲鳴を上げたようだ。病院で過呼吸の応急処置
(紙袋を口に当てて呼吸をし、体内に二酸化炭素を取り込む)を教わった。
後で聞いたことだが、過呼吸はストレスが原因と思われがちであるが、
手先で細かい仕事をする人、そして重い荷物を持ち体に疲労が溜まった状態の人におちいりやすい症状だそうだ。それを聞いてとても驚いた。
まさしく私にとって職業病ではないか。
まったく働き過ぎの一年だった。
右手は骨折するいし、こんなに病院に世話になった年は初めてだ。
とにかく、まだ生きられると思って先祖に感謝した。