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author : スポンサードリンク| 2017.02.03 Friday | - | -
2003年10月19日 
N●K「WEEKEND JAPANOLOGY」の収録日。
45分番組を全て英語で話した。
台本の整理が遅く、手元に渡ったのが前日の夕方。
もう少し余裕を持って準備ができたら良かったと反省したが、
少しは書の啓蒙に役立てたと思う。
収録後、憧れのピーター・バラカン(番組司会者 私の洋楽の先生)とたくさん
話しをした。もう一人の貫名さん(司会者)は幕末の三筆の貫名海屋の子孫である
という事を聞いてとても驚いた。
私が貫名論をとくとくと話すと、本人も如何に偉大だったと再認識した様子だった。
author : 柿沼康二| 2003.10.19 Sunday 00:00 | - | -
2003年10月8日 
大デモンストレーション後の付き物。
体中が痛い。
動かない。
足の付け根のリンパ腺が痛んで上手く歩けない。
author : 柿沼康二| 2003.10.08 Wednesday 00:00 | - | -
2003年10月5日 
極真世界大会。
3日前から準備やらリハーサルやらで東京体育館に詰めていた。
朝からN●Kのスタッフが会場でスタンバイしていた。
私のオープニングデモンストレーションの予定はAM11:00。
30リットルの濃墨の濃度を慎重に調整して、
1時間前くらいからウォーミングアップのマラソンに出た。
NHKがシュートし続けている。
11時15分前、会場の客入れが遅れていることを聞いた。困った。
11:00ジャストにテンションが最高潮になるようにしていたからだ。
どんどん開始が遅れていく。
イライラしている様子をカメラが追っていた。
とうとう開始。12:00近くになっていた。
一万人の前、イントロダクション用のビデオが終わると同時に
会場に飛び出して行った。リングの周りを2周走って、いざ本番。
1時間待たされたせいで体が重く感じた。
約1分の瞬間芸。
何十万円のセットや経費をたった60秒で使い切ってしまう。
まったく贅沢なショウだと思う。
8×8mの布に「心」と書いた。
たった4画の文字だ。おまけに点ばかり。無謀極まりない。
最後の点を打ち込み終わると、遠心力と運動のせいで体が場外に落ちてしまった。
白のスーツが墨だらけになり、楽屋に運ばれた。
精神と肉体の限界である。
楽屋に着くと、もう倒れ込んだまま、力がまったく入らなかった。
涙が流れていた。
汗と墨と涙が混ざり合って何が何だかわからない。
とにかくやった。
終わった。
その後、1時間程、眠りにおちた。
とてもとても深い眠りだった。
起きた頃、長渕剛さんが「新極真会の歌」を声高らかに、
気合充分に歌い上げていた。
緑健児代表が物凄い迫力で演武を披露した。
外国人優勢の噂を覆し、日本人が王座を死守した。
アシスタントの和気、VTRを作ってくれた郡司、
協力してくれた友人みんなに感謝した。
author : 柿沼康二| 2003.10.05 Sunday 00:00 | - | -
2003年10月2日 
個展の事後処理がいつになっても終わらない。
いろいろ金が絡んで人間不信ぎみ。
author : 柿沼康二| 2003.10.02 Thursday 00:00 | - | -
柿沼康二
書家、アーティスト
Koji Kakinuma (c)Douglas Benedict
(c)Douglas Benedict
書家/アーティスト・柿沼康二の芸術観、書道について、アーティスト論、過去の日記などを集めたエッセー集。

柿沼康二(カキヌマコウジ)。書家・書道家・現代美術家。 1970年栃木県矢板市生まれ。5歳より筆を持ち、柿沼翠流(父)、手島右卿(昭和の三筆)、上松一條に師事。東京学芸大学教育学部芸術科(書道)卒業。2006-2007年、米国プリンストン大学客員書家を務める。 「書はアートたるか、己はアーティストたるか」の命題に挑戦し続け、伝統的な書の技術と前衛的な精神による独自のスタイルは、「書を現代アートまで昇華させた」と国内外で高い評価を得る。2013年、現代美術館において存命書家史上初の快挙となる個展を金沢21世紀美術館にて開催。2012年春の東久邇宮文化褒賞、第1回矢板市市民栄誉賞、第4回手島右卿賞。独立書展特選、独立書人団50周年記念賞(大作賞)、毎日書道展毎日賞(2回)等受賞歴多数。NHK大河ドラマ「風林火山」(2007)、北野武監督映画「アキレスと亀」、角川映画「最後の忠臣蔵」等の題字の他、「九州大学」「九州大学病院」名盤用作品等を揮毫。 NHK「トップランナー」「趣味Do楽 柿沼康二 オレ流 書の冒険」「ようこそ先輩課外授業」「スタジオパークからこんにちは(2回)、MBS「情熱大陸」、日テレ「心ゆさぶれ! 先輩ROCK YOU」、BOSE社TV-CM等に出演。 伝統書から特大筆によるダイナミックな超大作、トランスワークと称される新表現まで、そのパフォーマンス性は幅広く、これまでNYメトロポリタン美術館、ワシントンDCケネディセンター、フィラデルフィア美術館、ロンドン・カウンティーホール、KODO(鼓童)アースセレブレーションなど世界各地で披露され好評を博す。現在、柿沼事務所代表取締役社長兼所属書家。


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