朝起きると、昨日より体調が悪い自分に気付いた。
直ぐにアシスタントに電話してテレビ東京の朝の取材をキャンセルし、
自分が会場に着くまで会場の作品等の撮影をしているように指示した。
昼過ぎに何とか会場に到着。
今日の講演とデモンストレーションの生整理券を入手するために朝の5:30から
並んでいたお客さんがいたそうだ。150人分のチケットはオープン直後にさばけて
しまい、大勢の人がイベントホールに入れないことになってしまった。
相変わらず体調が悪い。
開演10分前にトイレに駆け込んだ。
栄養剤を飲みすぎたようだ。何度ももどした。
祐介に「今日は無理だ」とヤツあたりしたら叱られた。逆切れして「畜生!やって
やるよ!でも、いつでも病院行けるように救急車用意しとけ!」と怒鳴っていた。
定刻を10分過ぎてやっと姿を現した。
完全に頭と体のチャンネルが変わっていた。
プロ根性だと自分で思った。(笑!)
北は北海道、南は九州、全国からお客さんが来ていた。
N●K、テレビ東京のスタッフがカメラで待ち構えていた。
でも、もうそんなことはどうでも良い。
与えられたミッションを完璧にこなす事だけだった。
1時間のプログラムが終わるころには体調が良くなっていた。
まあまあの出来だった。
今にはじまったことではないが、体調が悪い時ほど良い仕事ができるってのも
困ったんもんだ。終了後、N●Kのインタビュー、テレビ東京のドキュメントの仕事もこなした。みんな当然と思うだろうが、今度ばかりはマジ!フルカウントだった。
皮肉な事に講演やデモンストレーションがある時程、作品が出て行かない。
皆さん作品見て満足して帰ってしまうようだ。
大切なのは作品であって、話しやショウじゃない。
そこんとこ4649!。
来年はよくよく考えないと、要らんプログラムがあるとゆっくりお客さんと
話せなかったりストレスが溜まって集中できない。
とにかく今日は今日で、自分の大きな足跡を残す事ができたようだ。