22日から毎日書道展の鑑審査の仕事で、科学技術館に朝から晩まで缶詰状態
である。(財)独立書人団の事務局対外展部員として毎年駆り出される。
手に包帯を巻いたまま重い荷物をたくさんたくさん運んだ。
他団体の先輩(年下は稀有)、お偉い大先生に気を遣いながら仕事をする。
常に唯我独尊で行きたいところではあるが、独立の代表として仕事に来て
いるので下手なことは出来ない。日に日にフラストレーションが溜まり、最終日、
FINISHまであと1時間というところでとうとう切れてしまった。
他人にではない。
こんなところでこんな仕事をしている自分に嫌気がさした。
数の論理で勢力を競い合う書道界、政治の世界とまったく同じ、革新、現代性と
提唱するが改革はとろく、やってる事は旧態依然。
弟子を持たない自分は何のメリットも無いし期待もしていない。
これから自分がやろうとしていることと逆行している。
芸術は、本来自分一人でやるものだ。