2003年独立書展の大作に「一」というドデカイものを出品しようと制作をした。
多くのエントリー作品から審査によって3000人の代表として7人だけ選ばれる。
前回「命」というUNTOUCHABLEな素材で記念賞を頂いたので、
今回は、そこそこの内容ではOKは出ないのはわかっていた。
手島右卿が、『「一」で良い作品が書けたらそれにこしたことはない』
という言葉を残している。
それは、「一」という作品は制作不可能という意味を含んでいる。
だから俺は挑戦した。
受かっちゃったから、先輩方の反応は一様でない。
受かるつもりで作ってはいたが、審査する側が理解出来るかが問題で、
受かる確率は良くてフィフティーフィフティーと思っていた。
思わず審査員の面子を調べてしまった。
独立書人団はまだまだいけます。