<< ボーズCM関連作品銀座展示 | 書家/アーティスト柿沼康二「字書きの泡。」main | ―「岡本太郎vs柿沼康二 TRANCE-MISSION」― その2 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

author : スポンサードリンク| 2017.02.03 Friday | - | -
―「岡本太郎vs柿沼康二 TRANCE-MISSION」― その1
太郎さんとのコラボ本「岡本太郎vs柿沼康二 TRANCE-MISSION」、ご好評頂いており、心より感謝申し上げます。
 
太郎さんの本でも柿沼の本でもなく、限りなくアート本にするべく、柿沼作品の釈文、サイズなど一切の説明を加えず、太郎さんの遺した言葉たちが柿沼作品解釈の最大のヒントとなるスタイルをとっております。 

作品群には、誰でも直ぐに読めるもの、作家本人しか読めないもの、文字の形を失ったもの、絵のように見えるものなど様々なスタイルで表現されていますが、必ず文字表現が基軸となっています。また、太郎語を咀嚼した結果、文字を崩したり、文字の抽象化をはかっております。 

書は、読めるに越したことはありませんが、例え読めたとしてもそれを見る者に何も訴えてこないものは「書」ではなく単なる文字でしかないと私は思っています。「読める文字」より「感じる書」、それが柿沼スタイルです。
 
下記の件、解説とお詫びを記載させて頂きます。 

70P「混沌」  「66・67P人の姿を映すのに鏡が…」の文意を咀嚼した結果「混沌」の表現をあえて鏡文字にしています。出版社の方に印刷ミスではないかという問い合わせがあったようなので説明させて頂きます。 

76P「ザワザワ」近くの小さな縦長黒スジ 印刷上の誤植です。重版時には直させていただきますので何卒ご理解の程、よろしくお願いいたします。 

つづく
 
author : 柿沼康二| 2011.10.21 Friday 21:55 | - | trackbacks(0)
スポンサーサイト
author : スポンサードリンク| 2017.02.03 Friday 21:55 | - | -
この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック
柿沼康二
書家、アーティスト
Koji Kakinuma (c)Douglas Benedict
(c)Douglas Benedict
書家/アーティスト・柿沼康二の芸術観、書道について、アーティスト論、過去の日記などを集めたエッセー集。

柿沼康二(カキヌマコウジ)。書家・書道家・現代美術家。 1970年栃木県矢板市生まれ。5歳より筆を持ち、柿沼翠流(父)、手島右卿(昭和の三筆)、上松一條に師事。東京学芸大学教育学部芸術科(書道)卒業。2006-2007年、米国プリンストン大学客員書家を務める。 「書はアートたるか、己はアーティストたるか」の命題に挑戦し続け、伝統的な書の技術と前衛的な精神による独自のスタイルは、「書を現代アートまで昇華させた」と国内外で高い評価を得る。2013年、現代美術館において存命書家史上初の快挙となる個展を金沢21世紀美術館にて開催。2012年春の東久邇宮文化褒賞、第1回矢板市市民栄誉賞、第4回手島右卿賞。独立書展特選、独立書人団50周年記念賞(大作賞)、毎日書道展毎日賞(2回)等受賞歴多数。NHK大河ドラマ「風林火山」(2007)、北野武監督映画「アキレスと亀」、角川映画「最後の忠臣蔵」等の題字の他、「九州大学」「九州大学病院」名盤用作品等を揮毫。 NHK「トップランナー」「趣味Do楽 柿沼康二 オレ流 書の冒険」「ようこそ先輩課外授業」「スタジオパークからこんにちは(2回)、MBS「情熱大陸」、日テレ「心ゆさぶれ! 先輩ROCK YOU」、BOSE社TV-CM等に出演。 伝統書から特大筆によるダイナミックな超大作、トランスワークと称される新表現まで、そのパフォーマンス性は幅広く、これまでNYメトロポリタン美術館、ワシントンDCケネディセンター、フィラデルフィア美術館、ロンドン・カウンティーホール、KODO(鼓童)アースセレブレーションなど世界各地で披露され好評を博す。現在、柿沼事務所代表取締役社長兼所属書家。


=TOPICS=
柿沼康二の作品をまとめた初の本格作品集「柿沼康二 書」東洋経済新報社より好評発売中です。
→詳細を読む
=WEB SITE=
=BLOG=
=SHOP=
=COMPANY=


SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
モバイル
qrcode
LINKS