いくつもの作業が同時進行で進められた。
ゴールデンウィークを返上し美術本用の印象写真の撮影をした。
東京にてランニングと臨書を、数日後に栃木のスタジオにて作品制作シーンを撮影した。
カメラマンの野瀬勝一氏とはみずほ総研Fole以来、既に長い付き合いとなり、いつ
も最高の写真を提供してくれるので何の気遣いなくスムーズに撮影は進められた。
(C)Shoichi Nose
今後の海外展開、海外のブックフェアに出品できるよう英語キャプション付けることとなった。
プリンストン時代の仲間、プリンストン大学のデビット・ハウエル教授、小野
桂子先生、エリック・コバヤシ・ソロモン氏に多大なるご指導ご支援を頂き、
本当に素敵な英語キャプションや文章を頂いた。
作品集をお持ちの方は既にお気が付きかと思いますが、同じ素材でも邦題と英題は、
私の制作意図との兼ね合いのもとに全く違うタイトルが付けられた。
映画「アキレスと亀」以来お世話になっているオフィス北野の皆さんの手厚い取り計
らいで、北野武監督から帯文を頂けるというとんでもない事態となった。
「この人の作品、狂ってるわ」、夢のようなお話に数日間、仕事に手がつかなかった。
つづく