私初の本格的作品集「柿沼康二 書」、発売以来連日たくさんの方々からオーダーが
入り、サイン入れや梱包、発送等がスムーズに進まず、大変ご迷惑をおかけいたして
おります。
今回の美術本は、2008年みずほ総研「Fole」で年間表紙を担当した事がきっかけでこ
の企画が生まれました。
「Fole」でデザインを担当している市川事務所社長の市川さんが出版社や新聞社をご
紹介下さり、二転三転した結果、東洋経済新報社から出版する運びとなった。
当初はエッセイなどをまとめた単行本を出す話しで進んでいたが、そういう本はいつ
でも出せるし作家の本質的な部分とは少しずれるので、やはり国内外で活動するアー
ティストとして先ず硬派な作品集を作りましょうという東洋経済新報社と市川事務所
の意見に共感し、企画は急遽美術本のラインとなった。
つづく