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2003年6月2日 #3
書家柿沼康二、右手薬指小指骨折。


全治4週間。
author : 柿沼康二| 2003.06.02 Monday 00:00 | - | -
2003年6月2日 #2
もう嫌になっちまった。
変な事、考えちまった。
希望?絶望?
わからない。
愛しかない。
その愛の面影が一瞬消えた。
やっちまった。
思った。
もうすべて終わりにしようと

author : 柿沼康二| 2003.06.02 Monday 00:00 | - | -
2003年6月2日 #1 
「空」 
長渕さんのニューシングル「しあわせになろうよ」を歌うバックに使う作品を書いた。180×240CMかなりの大作だ。
私は出演しないが、アーティストとしてりっぱな共演だと思う。
当初、歌のように優しく美しく書こうと思っていたのだが、それならば大きく書く必要性はない。やはり強く大きく自分らしく書くのが正しいと思った。
日テレのADが自宅まで取りに来た。
約束の時間になっても出来上がらないので何時間も待たせた。
NHK収録後、まともに寝ず休まず。
このとき俺は、完全に飛んでしまっていた。
何とか仕上げ、捺印し、東京に運んでもらった。東京駅でアシスタントの笹原が
作品を受け取り、表具屋に運び込んだ。
みんなに大迷惑をかけてしまった。
author : 柿沼康二| 2003.06.02 Monday 00:00 | - | -
2003年5月31日 
日テレから依頼。長渕剛さん出演の「おしゃれ関係」につかう作品を書いてくれと
いうことであった。
それも時間がない。
長渕さん関係じゃなかったら、簡単に断っていた話だ。
いつになったら休めるのだろうか。
完璧トゥー・トゥーオーバー・ワーク!!!!!
助けてくれ〜! 
author : 柿沼康二| 2003.05.31 Saturday 00:00 | - | -
2003年5月30日 #3
どうしてNHKはこんな無謀な番組をつくるのかな? 
マジ疲れた。
author : 柿沼康二| 2003.05.30 Friday 00:00 | - | -
2003年5月30日 #2
落語界の革命児。立川志らく師匠。
とっても目が悪いらしく、見えない方が観客の顔色を気にしなくて済むから良い」って言っていた。う〜ん納得。
予想通り普段はとても物静かな人でした。
「シネマ落語」という新ジャンルを提唱し実践している事でお馴染みですが、
「エデンの東」「嵐が丘」とかハリウッド映画の設定内容を日本の古典に変えて
リメイクしている。
この日は「タイタニック」。
船頭で鳥になるシーンをどう表現するかと楽しみだった。
時間配分の正確さ、運動量、リズム、感情と理性、かなり書と共通していた。
談志師匠と対峙し、古典を大切にしながらニューワールドを切り開こうとしている
師匠の姿はとても親近感があった。
author : 柿沼康二| 2003.05.30 Friday 00:00 | - | -
2003年5月30日 #1
戸井十月さん。
52才にもなって世界5大陸バイク横断をする無法者。
不良中年。 と、不良芸術談義。
戸井さんは冒険家であり、作家であり、旅を中心に自分を表現する、
ノンジャンルアーティストだ。
いや〜。男は顔だと思いました。
人生が顔に表れていた。
強く優しく哀愁なんかも含蓄していたりで… 
こんな中年になりて〜って思うほど素敵な親父でした。
或意味、俺も旅人。
愛とは? 人間とは? 幸せとは? 平和とは? といつも探し求めるジプシー。
「今 ボクはどこを走っているの」と書きしたためた。
author : 柿沼康二| 2003.05.30 Friday 00:00 | - | -
2003年5月28日 
柿沼康二のワークショップ。
お相手は、相撲の舞の海秀平さん。
「一瞬に賭ける」というテーマのもと、トークを中心に、
VTR、大作「命」を使いながら話を展開した。
舞ちゃんいい人でした。
最後に舞ちゃんが「心」と大きな一字書を書いてお疲れさまでした。
相撲の試合を見ていて、いつもバランスの良い技能のある力士だなと思っていたら
書も上手かった。っ〜か素直な良い字を書いていた。
1つの道を極めた人はやっぱり違う。
author : 柿沼康二| 2003.05.28 Wednesday 00:00 | - | -
2003年5月27日 
世界的活動を展開している太鼓奏者レナード衛藤さんとの
ガチンコ・コラボレーション。
冒頭は、太鼓の音と書のタッチでのリズミカルなセッション。
トーク後、4×10Mの超大作揮毫と大太鼓の一大デモンストレーションを披露。
レナードさんの太鼓のバイブレーションからインスパイアされて「誕生」という
熱を表現してみた。
収録語、「テント2003 みんなの広場」の至る所足跡やら汚れやらで、
墨だらけになってしまい、まるで子どもの頃の運動会気分だった。
疲れすぎでなかなか眠れずマッサージを頼む。
気持ちよかったのだが、これが逆効果。
もっと眠れなくなってしまった。
author : 柿沼康二| 2003.05.27 Tuesday 00:00 | - | -
2003年5月26日 
憧れの作詞家森雪之丞さんと共演。
山本耀司のスーツに身をまとい、作品同様かなりシュールな人だった。
ロック&アートを愛する二人は、国民放送の電波の上、居酒屋の会話のような
その時を物語っていた。トドメはピアニストの富樫春生さんと森さんの朗読、
私のデモンストレーションという前代未聞の組み合わせ。
私は宮本武蔵の二刀流ならぬ二筆流で、
「生きること それは 生きてゆく自分が 生きてきた自分に 闘いを挑むこと」
と書き上げた。
富樫サウンドともいえるドラマティックなサウンドと展開、森さんの声帯から放出
されるクールかつ力強い言葉の舞い、私はすっかりTV収録という事から解放され
己の世界でダンスしていた。
author : 柿沼康二| 2003.05.26 Monday 00:00 | - | -
柿沼康二
書家、アーティスト
Koji Kakinuma (c)Douglas Benedict
(c)Douglas Benedict
書家/アーティスト・柿沼康二の芸術観、書道について、アーティスト論、過去の日記などを集めたエッセー集。

柿沼康二(カキヌマコウジ)。書家・書道家・現代美術家。 1970年栃木県矢板市生まれ。5歳より筆を持ち、柿沼翠流(父)、手島右卿(昭和の三筆)、上松一條に師事。東京学芸大学教育学部芸術科(書道)卒業。2006-2007年、米国プリンストン大学客員書家を務める。 「書はアートたるか、己はアーティストたるか」の命題に挑戦し続け、伝統的な書の技術と前衛的な精神による独自のスタイルは、「書を現代アートまで昇華させた」と国内外で高い評価を得る。2013年、現代美術館において存命書家史上初の快挙となる個展を金沢21世紀美術館にて開催。2012年春の東久邇宮文化褒賞、第1回矢板市市民栄誉賞、第4回手島右卿賞。独立書展特選、独立書人団50周年記念賞(大作賞)、毎日書道展毎日賞(2回)等受賞歴多数。NHK大河ドラマ「風林火山」(2007)、北野武監督映画「アキレスと亀」、角川映画「最後の忠臣蔵」等の題字の他、「九州大学」「九州大学病院」名盤用作品等を揮毫。 NHK「トップランナー」「趣味Do楽 柿沼康二 オレ流 書の冒険」「ようこそ先輩課外授業」「スタジオパークからこんにちは(2回)、MBS「情熱大陸」、日テレ「心ゆさぶれ! 先輩ROCK YOU」、BOSE社TV-CM等に出演。 伝統書から特大筆によるダイナミックな超大作、トランスワークと称される新表現まで、そのパフォーマンス性は幅広く、これまでNYメトロポリタン美術館、ワシントンDCケネディセンター、フィラデルフィア美術館、ロンドン・カウンティーホール、KODO(鼓童)アースセレブレーションなど世界各地で披露され好評を博す。現在、柿沼事務所代表取締役社長兼所属書家。


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